必見!仮想通貨を支えるブロックチェーンとは?
新しい投資対象として、ブロックチェーンという技術を活用した「仮想通貨」が注目を浴びていますね。ここ最近、仮想通貨はすごい勢いで成長しており、長い目で見てとても成長が期待できます。
仮想通貨に関して、ビットコインを例に挙げると、誰にも知られていない初期は、1ビットコイン約0.07円でしたが、ここ数年で右肩上がりの成長を続け今現在60万円(10月13日現在)となっています。
では、なぜ仮想通貨は、そこまで注目されているのでしょうか?
それは仮想通貨がブロックチェーンという最先端の技術を使っているからです。
仮想通貨やブロックチェーンについての詳細はこれから見ていきますが、仮想通貨やブロックチェーンの技術は、現在の金融システムを大きく変革するポテンシャルを持っているがあるのです。
ただ、
「ブロックチェーンって、そもそも何?」
「ブロックチェーンの何がすごい技術なの?」
と思われる方も多いと思います。2011年に、ナカモトサトシという人物が仮想通貨のブロックチェーンに関する論文を出し、そこから仮想通貨やブロックチェーンは破竹の勢いで世の中に浸透してきました。
そんなブロックチェーンの仕組みについて、今回はわかりやすく、要点を絞って簡単にご説明していきたいと思います!
目次
暗号通貨にとって、コアの技術であるブロックチェーンとは?
投資対象としての仮想通貨を語るうえで、仮想通貨の核となっている技術「ブロックチェーン」に関する知識は、必ず持っておくべきですので、少し難しく感じるかもしれませんが、一つ一つ見ていきましょう!
まず、ブロックチェーンとは、「取引記録」技術のことを言い、一定量の取引データを「ブロック(台帳)」に保存し、それを「チェーン(鎖)」状につなげて保存していることから、「ブロックチェーン」という名前がついています。
また、ブロックチェーンを言い換えると、「分散型取引台帳」とも言われています。「分散」というだけあって、中央管理者がいない管理体制をとっていることが一番大きな特徴です。これを「P2P:ピアツーピア」と言います。
また、P2P以外に仮想通貨のブロックチェーンに重要なキーワードとして、「合意形成」「マイニング」という言葉があります。
このブロックチェーンのキーワードについて見ていきましょう!
P2P(ピアツーピア)
P2Pとは先ほどもご説明した通り、
現在の金融システムは、銀行を中央管理者として成り立っており、取引の記録である台帳は、銀行と個人でしか使用することができません。
しかしブロックチェーンのシステムでは、台帳を全員が見ることができるようになっているため、改ざんやハッキングがしづらい仕組みとなっています。ですから、ブロックチェーンは高い安全性を持っていると考えられているのです。そこで
「なぜブロックチェーンは中央管理者がいないのに安全で透明性があるのか?」
という疑問を持っている方も多いかと思います。そこでここではブロックチェーンの安全性と透明性について詳しく説明をしていきます。
偽造防止
ブロックチェーンでは、ブロック(台帳)の中に、取引記録に加えて「ナンス値」「ハッシュ値」という要素を記録しています。
この2つの要素によってチェーン上につながった前後のブロックを関連させることによって改ざんや不正を防いでいます。
透明性
日本では、仮想通貨はよくわからないもの、というイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、仮想通貨のブロックチェーンのシステムを理解すると、その透明性の高さがわかってくるかと思います。
実はブロックチェーン技術によって、仮想通貨の取引記録はすべてインターネット上に保存されており、現行の金融システムと比較しても高い透明性を誇っているのです!
また、ブロックチェーンでは一回ブロックに記録された取引に改ざんがないかどうかを、不特定多数の人々から監視される仕組みです。
では、革新的なブロックチェーンという技術を持つ仮想通貨ですが、私たちの生活をどのように変えてくれるのでしょうか?
一緒に見ていきましょう!
私たちの生活を大きく変えてしまう?
ビットコインなどの仮想通貨を使用すれば、いままで様々な管理者を通して行われていたことが、自動的に行われるようになります。それによって、手数料が非常に安くなると言われています。
例えば、銀行が預金管理や、送金手続きを行っているため、そこに手数料がかかります。しかし、仮想通貨のブロックチェーン技術を使用すれば、安全性を担保しながら銀行が今行っている業務をなくしてしまうことができ、手数料がなくなるのです。
つまり、銀行が管理しているような金融システムを大きく変革してしまう可能性があります。
また、ブロックチェーン技術が、様々な業界に応用されようとし始めています。例えば、取引記録を自動的に保存するシステムに加えて、契約内容の保存とそれの執行を自動的に行うことができる仮想通貨「イーサリアム」、高速海外送金システムである「リップル」などがあります。
ブロックチェーンを応用したイーサリアムでは、めんどうな契約書交換がなくなると言われていますし、同様にリップルを利用して海外送金を行えば、いままでの高額な手数料がなくなり、かつリアルタイムで送金ができるようになると言われています。
この他にも、ブロックチェーンを応用した様々な種類の仮想通貨があり、あらゆる分野で仮想通貨の導入が検討されいます。
このように、ブロックチェーンで管理されている仮想通貨は、私たちの生活を一変させてしまう可能性があるのです!
それでは次は、仮想通貨を使いこなすために必要不可欠な「ウォレット」についてみていきましょう!
使いこなすためのウォレットとは
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を利用する上で必ず必要になるのが「ウォレット」です。
その名の通り仮想通貨の財布のことを言いますが、財布と言っても、実物がなくオンライン上で仮想通貨を管理するために使われるツールです。
ウォレットの中にもいくつか種類がありますので、ご紹介していきたいと思います。
オンラインウォレット
まず紹介するのはオンラインウォレットです。これはインターネットがあればどこでも仮想通貨を保存することができるタイプのウォレットで、ダウンロードをする必要なくブラウザで使用できるので非常に人気があります。
パソコンの故障なのでの問題が起こったとしてもその他のディバイスから仮想通貨の口座に入ることが可能というメリットもあります。
しかしインターネットブラウザで使用するので、ハッカーなどに仮想通貨を狙われる場合があるというデメリットもあります。
高額の仮想通貨を貯蓄するのであれば、念のためもっとセキュリティが強固なウォレットを使うべきですね。
2つ目は、「ブロックチェーン」というウォレットです。
2段階システムを使用しているのでシステムの安全性が非常に高いのでオンラインウォレットの中で最も人気があります。
この二段階システムというのが一つのセキュリティだけでなく、電話番号よる二段階で自分の仮想通貨は自分で管理するシステムなのです。
日本語対応に加えて、スマホアプリとしていつでもどこでも見ることができるのがこのブロックチェーンの大きな魅力とも言えます。
3つ目は仮想通貨取引所でもあるコインべースが提供するオンラインウォレットです。
世界的に人気の高いオンラインウォレットですが日本語対応しておらずアメリカの口座を作る必要があります。
このオンラインウォレットは取引所でもあるので同時に決算機能やコイン購入できるのが最大のメリットなので、英語が強い方にはおススメといえますね。
クライアントウォレット
次にご紹介するのは、専用のソフトをパソコンで使うクライアントウォレットです。
クライアントウォレットとは、自分のパソコンにアプリをインストールし、オフラインで管理することができるウォレットです。ブロックチェーンを利用した仮想通貨はオフラインでもデータとして保存できるのです。
ただ、セキュリティは強いですが、デバイスが壊れてしまうリスクがありますね。
Blockchainと仮想通貨のまとめ
ブロックチェーンと仮想通貨について今回は説明してきました。今まで仮想通貨という言葉を聞いたことがあるけれど、仮想通貨の何がすごいのかわからないという方もいらっしゃったのではないでしょうか。
今回の仮想通貨とブロックチェーンに関する説明で、具体的なブロックチェーンの役割なども少しわかっていただけていたら嬉しいです。
今後、仮想通貨やブロックチェーンの技術はまだまだ発展していくと思いますので、注目です!